親鸞聖人が来た!! 見事な宮彫りのある勝善寺

県道89号線VENTOのすぐ先にあるのが勝善寺です。

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岩井平野の奥、平久里への山道の手前といった場所にあります。県道を通っている時に山の中の御堂らしい瓦屋根を見つけて、何の気なしに立ち寄ったのがきっかけでした。

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行ってみると御堂と思ったそれは鐘突き堂でした。山の中腹にひょっこり立っているそれには階段が整備されており、周りには何もありませんでしたが今も現役であることを暗示していました。

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勝善寺の過去帳から、従来不明だった菱川師宣の没年が判明したという旨の案内板が千葉県によって設置されています。

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では肝心の勝善寺はどこに??
鐘突き堂から見るとさらに奥に道が続いています。きっとあの辺りにあるのだろうということで、ちょっとした探検気分で歩みを進めます。

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奥に進むと苔むした石垣の入り口がお出迎え。静かでいい雰囲気に包まれており、こんな空間が広がっていることに驚きました。かなり立派なお寺のようです。

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入口を進むと立派な本堂が現れました。

ちょうど住職さんがいらっしゃって、声を掛けてきてくださいました。ちょうど信徒の人たちの集まりがこの後あるんですよとのこと。

その前に少し上がらせて頂いてご本尊様にお参りさせて頂きました。本堂内もすごく立派で、こんなところにこんな立派なお寺があることに驚きましたと素直に感想を口にしました。

こちらの勝善寺浄土真宗のお寺で、何とこの地を訪れた親鸞聖人がこの寺に宿を求めたとのこと。そう考えると700年以上の歴史があるということになります。そんなお寺とひょんな偶然で巡り合えたというのは嬉しいですね。

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本堂の内部は写真を撮るのを遠慮して外観のみですが、彫り物も実に立派で見とれてしまいました。

家に帰ってからお寺のHPを拝見しましたら初代後藤義光の作とのこと。どこかで聞いたことのある名前だなと思ったら、妙本寺客殿の宮彫りの作者だと思いだしました。この出会いは本当に不思議な感じがします。

公民館の図書館で『鋸南町史』を調べると、親鸞聖人が伊豆から安房に渡る際に大風に遭って竜島浦に退避した時、田子台にあった勝善寺に一泊したという記録がありました。現在の勝善寺岩井(南房総市)ですが、これは慶長年間(江戸初期)に幕命によって現在の南房総市二部へ移転したとのこと。

不思議なご縁で出会った勝善寺、また訪れてみたいと思います。

勝善寺公式HP:http://syozenji.or.jp/









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