梨沢渓谷の地形を考える

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先日探索した梨沢渓谷、そもそもどんな場所なのか、例によって国土地理院地図から考えてみようと思います。

まずは広域地図で確認します。白線は館山道富津竹岡IC付近です。赤線が梨沢へ向かう市道になっています。
直線距離では最も近いと思われる富津竹岡ICから梨沢までは険しい山岳地帯となっており、ここを越えて梨沢へ向かうのは困難です。

実際のアプローチは富津中央ICから上総湊を経て相川、それをさらに遡って梨沢へと至ります。しかし梨沢から梨沢渓谷までも距離があり、実際はその先にある鹿原という集落の間に位置しています。

市道は鹿原を経て富津平野に向けて山を下っていきますが、そこから林道が伸びていてもみじろーどに合流する格好になっています。
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続いて地図を拡大します。

上総湊に注ぐ湊川の支流である相川の上流にある盆地が梨沢で、そのさらに上流へ遡っていくと梨沢渓谷へと至ります。

市道は梨沢の盆地から山を上り、海抜45メートルから200メートルまで駆け上がります鹿原は山の上の台地と呼ぶべき場所にあり、相川からは離れています。

梨沢渓谷へのアプローチをおこなった郷蔵神社のある場所は郷蔵という地名になっていました。市道沿いはともかく、例のトンネル付近は無人の空家地帯(廃墟と呼ぶほどまだ崩れていない)なので、梨沢村の村外れといった雰囲気
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続いて3D地図にしてみましたが、梨沢からグングン市道が鹿原に向かって伸びているのが分かります。郷蔵は本当に山の谷間にある小さな集落です。画面手前が渓谷へのアプローチ地点ですが、そこに至るまでに山の尾根がググッとせり出しており、クルマという交通手段が存在しない時代は、平野部からここに行くだけでも相当な苦労になったことは想像に難くありません。

こういう場所で数百年間人間が暮らし続けていたということの凄さ、これは現地に立ってみて実感できることです。



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