山奥ニートから「田舎暮らしサロン」というアイディアを考えてみた

15人のニートが「超限界集落」の廃校に集う理由
https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/238739/011400276/

日経ビジネスの記事ですが、山奥でニートが集まって仕事もせずに暮らしているという話。以前からこういう人たちも居るという話は聞いていました。

一般常識で考えたら今後の人生設計とか、仕事のスキルもなく云々とか、病気になったらどーするとか、老後をどーするとか、いろいろツッコミがあるのでしょうが、まずこういう人生を「いいなあ」と羨ましく思う気持ちがあります。

「寅さんのように」なんて副題がついていますが、一般常識から生み出されるツッコミを野暮だと感じてしまいます。


貧しく飢える農村から都会に出てきてサラリーマンになってマイカー、マイホームを夢見た昭和時代の考えでは「あり得ないバカ者」にしか見えないでしょうが、平成育ちの自分にはそうは思えないところがあります。

都会に生まれ、中学受験、高校受験、大学受験ときてから一般企業に就職。昔ながらの年功序列ではないものの、経験年数が多ければ慣れた仕事なので地位も大体順当に上がっていく。「いろいろな生き方がある」とは言うものの、そういう生き方は尖った才能があるとか、何か自分の人生の目標があるという、いわば特殊な人がやることです。


人生の目標を学校卒業と共に決めるというのは、そもそも難しい。それを見つけようとして無理に自己分析などをするから、就職の失敗をきっかけに引き籠ってしまう例がたくさん出てきます。

吾十有五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして惑はず、五十にして天命を知る」とは論語の名言。

ところが終身雇用の気分の抜けない企業の採用面接は「二十二にして立ち、しかも惑わない人間」を求めている。前提からして無理があるように常々感じています。


そういう無理のある仕組みに、無理やり自分を当てはめて何とかやっている人もいますが、ドロップアウトしてしまう人というのも一定数出てきてしまう。産業時代と情報時代で人間の考え方は既に大きく変わっているのに、社会そのものは産業時代に半身を突っ込んだまま、ゆるやかに変わりつつある最中です。

そのギャップにはまって苦しんでいるのがニート、引き籠りが社会問題になっている原因なのではないか。



「何年のうちにやろう」というような目標ではありませんが、なんとなく考えているアイディアがあります。

田舎に都会の生活からドロップしたニートの若者を集めたシェアハウス。自然農法にこだわった観光農園で田畑のレンタルオーナーを都会から募集し、日々のメンテナンスはシェアハウスの若者たちがおこなっていく

農家の住み込みバイトみたいですが、ガチの専業農家は畑の規模が大きくて重労働なのに対し、観光農園は大規模である必要はない。農園の社員にすると給与分をカバーする必要があるので経営がしんどくなりますが、シェアハウスの家賃として身体で払う(=農作業を手伝う)ものアリという形にする。

自然農法のノウハウは一朝一夕に身に付くようなものではありませんが、作業を計画/指示を出す人がしっかり中心にいれば、手を動かす人は慣れるだけで済むはずです。

やっているうちにシェアハウスの住人から本格的な農業をやりたいという人が出てくるかもしれない。農業でなくても、地域で必要な何かを見つける人が出るかもしれないし、リハビリを終えて都会に戻る人がいるかもしれない

人を集めると利益を出さないといけなくなるので、どんどん苦しくなりますが、人件費を払わないのであれば厳しいノルマは発生しません。事業体としても利益追求というよりも、細く長く続いていくことだけを目標に無理をしない

お金を払って仕事をするオンラインサロンの考え方を田舎の農業に当て嵌めてみました。都会にはない体験/経験を提供する田舎暮らしサロン、まだぼんやり考えているだけですが、実現したら面白いことができるような気がします。

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この記事へのコメント

あわのそら
2019年12月21日 07:21
いつか鋸南麦酒でお会いした、ご近所の週末住人です。
私は都会で、ゆっくりな若者の就労体験カフェ事業に携わっています。でも、人間が怖いという人たちは人のなかで癒されることも必要だけど、サービス業ではなく、自然相手の仕事がいいのではないかなと思ってます。それで鋸南でできることを探しています。農家はとてもよい資源だと思います。
似たような考えをこの記事で読んで嬉しくなりました。いつかゆっくりお話させてください。
そうせい
2019年12月22日 20:20

コメントありがとうございます。移住者/二拠点生活者のネットワークも出来つつありますので、連携できたら面白そうですね。
こちらも二拠点生活ですので、タイミングがあった時にはお声掛けくださいww