採石場跡地利用のアイディア 前書き

鋸南富山ICを降りると周辺に汚染土反対の幟や看板が立てられています。最初は3.11の原発事故で出た土の受け入れ候補になっているのかな、と思っていたのですが、どうもそういう話とは別のようです。

問題の概要はこちらのキャンペーンに記載されており(すでにキャンペーンは終了)、なるほどこういう事情なのかということが分かります。

南房総の美しい自然と子どもたちの未来を守ろう!千葉県と鋸南開発㈱に、住民の意見を無視した汚染土壌埋立処理施設の建設を中止して欲しい!


とはいえ反対派の主張だけと取り上げるのはアンフェアなので賛成派、というか業者側の意見も聞かねばなりません。住民への説明用にサイトが開設されていましたので、こちらのリンクも貼っておきます。

鋸南岩石採取場跡地整備工事


構図としては千葉県&業者 vs 鋸南町といった感じ。ネットでは地元住民は全員反対という雰囲気ですが、施設を作ると相当のお金が入ってくるようで、実際は賛成派と反対派で住民が分断されているような状態だという話は聞きました。(それでも町民の8割は反対とのこと)

業者に対して施設建設を中止せよという裁判と、千葉県に対して許可を取り消せという2つの裁判が行われており、1審はいずれも反対派の勝訴となり、裁判は2審へと進むようです。自分自身は住民票を置いているわけではないので、余計なことをいうのは控えますが、要するに砕石で空いた巨大な穴をどうするのかという話


まず業者の考えたプランが汚染土処理施設で、その是非が争われている訳です。採石場跡地を自然由来汚染土にした事例として以下のような記事を発見しました。そもそも素人には「自然由来汚染土」自体が分からないのですが、土の中にいろいろな鉱石が埋まっているのと同じく、人間にとって害になる有害物質も埋まっていたりするそうで、それを「自然由来汚染土」というそうです。

採石場は場所が広いし、もともと石を掘る場所なので地盤はしっかりしている、ということで、かなり良いアイディアではあるそうです。2005年に岩手大学の先生がセメント新聞という業界紙に載せた記事が下記になります。

採石跡地の廃棄物最終処分場への転用可能性について

  採石場は稼働中、休止中、廃止のものも含めると国内に現在2000カ所以上存在する。これらの採石跡地は堅硬な岩盤で透水性も低く、地震にも強いといった特性を有している。また、運搬路も確保されており、居住地区からも一定の距離を隔てている。このような条件を備える埋め戻し空間を新たに選定して造成するには多大な費用と労力を必要とする。したがって、採石跡地が物理的、地域的、環境的要件をクリアし、地域住民の合意も得られ、廃棄物最終処分場に転用可能となれば、採石跡地の有効利用と廃棄物最終処分場の確保という2つの課題を同時に解決できる最善の方策の一つといえる。



↓のような記事も発見しました。今回の裁判の結果も業者の経営体力や管理体制に疑問符がつけられたというのが大きいようです。

汚染土壌の処理が森林復旧につながる?「自然的原因」への対応事例(1)


空けた穴を戻せなくなってしまったので、どうにかしましょうという話で、跡地をうまく利用して利益が生まれれば良い訳なので、他にもいろいろなアイディアを考えてみました。問題がこじれたときにはブレーンストーミングで自由な意見を思いつきで無責任に出していくと、案外良いアイディアが生まれてくるものです。


という訳で、いろいろアイディアを書いていこうと思いますが、前書きの部分が長くなったので今回はここまで。

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