人気のない山の中に佇む巨大な神社 鶴ヶ峰八幡神社

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鋸南町では水仙まつりが始まります。鋸南町は水仙の生産日本一、日本全体の生産量の7割以上を占める一大産地です。町内の水仙は1億本ともいわれ、冬場の観光の目玉になります。

町の中を散策するだけでも、そこら中に水仙の花が咲き乱れていますが、主要な観光スポットとしては佐久間ダムを中心とするエリアと、江月水仙ロードになります。

保田の町から山奥へ向かって登っていく道が江月水仙ロードです。

道の両脇には多くの水仙が植えられており、ハイキングコースとして多くの人が訪れます。江月は山間の小さな集落で、それこそ日本昔ばなしさながらの風景が魅力的な場所です。
江月鳥居1.JPG
この江月の集落の一番奥に鶴ヶ峰八幡神社があります。存在は知っていましたが、訪れたことはありませんでした。

江月水仙ロードは道幅が1.5車線程度で、集落内に駐車場と呼べる場所がありません。水仙まつり期間中は住民以外の車両の進入は禁止になるため、ぎりぎりのタイミングで行ってきました。

江月水仙ロードは、江月の集落を超えると観光案内に見返り峠と書かれる峠を越えて中佐久間へと一気に下っていきます。この見返り峠の少し手前を左折した先に鶴ヶ峰八幡神社があります。
古地図.jpg
竜島に上陸した源頼朝が現在の鴨川に勢力を持っていた長狭氏を討つために山を越えるたとき、この地の名馬を献上しました。この名馬「池月」宇治川先陣争いのエピソードで平家物語にも登場します。

江月の名前は池月が変化したものと言われており、馬を献上した人は馬賀の姓を賜りました。馬賀家は代々鶴ヶ峰八幡神社の神主を務めていたということで、竜島の左右加家と共に頼朝と縁の深い家です。

古代の長狭街道江月から市井原、大崩を経て鴨川方向に抜けていたそうで、明治初期の迅速即図にも市井原に抜ける山道が描かれています。今は地図からも消えてしまっていますが、霧ヶ峰八幡神社の前を通って山を越えていたのでしょう。
江月棚田1.JPG
江月棚田2.JPG
使わなくなった棚田に水仙が植えられ、見晴らしの良い高所にあるので海を見ることができました
江月斜面1.JPG
山の斜面が崩落している様子も見られたので、やはり台風による被害がここでもあったのでしょうか。
江月鳥居2.JPG
江月鳥居3.JPG
鳥居をくぐると苔むした階段が一直線に登っていきます。市井原の八幡神社のような感じですが、鮮やかな緑の苔が印象的です。
江月階段上1.JPG
江月階段上2.JPG
階段を登りきったところには石灯籠が2つ、大分時間がたっています。ここからは集落を一望することができて素晴らしい眺めです。
江月八幡神社1.JPG
江月八幡神社2.JPG
そして人気のない広場に神社が2棟。人知れずひっそりと佇む雰囲気がいいですね。
手前の建物で参拝して、奥が奥殿かなと思いましたが、そちらの方にも賽銭箱がありました。
江月八幡神社3.JPG
奥の社殿にまずお参り。それにしても・・・デカい!!
江月八幡神社4.JPG
江月八幡神社5.JPG
神社の装飾はシンプルなのですが、とにかく巨大です。感覚ですが、神明神社や加知山神社の社殿の1.5倍はあると思います。
社殿そのものも、自然に還ろうとしているように時の流れを感じさせるものですが、柱も太いし高さが全然違います。

他に人がいたら比較できて分かりやすいと思いますが、1人で行ったので写真は撮れず。ただ賽銭箱の大きさからイメージして見てください

神社の森に囲まれ、自分1人でこの巨大な神社と向き合う。神様と自分が目の前で向き合っているかのような、不思議な感覚を抱きました

水仙ロードの道からは少し外れますが、ここは見る価値のある場所だと思います。ハイキングのついでにぜひ立ち寄ってみてください。

鋸南町は現在、台風15号により町全体が大きな被害を受けています。
下記にて義捐金の受付を行っていますので、皆様のご支援をお願い致します!!

ふるさと納税:令和元年台風15号 千葉県鋸南町




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