亀ヶ崎にある真珠島の話

真珠島1.JPG
鋸南町の大六海岸と鱚ヶ浦を隔てる亀ヶ崎。この亀の頭に当たる小島が真珠島です。

鋸南町の各海岸を隔てる岬は多くがコンクリートで固められてしまっていますが、亀ヶ崎には美しい風景が残っています。
白く輝く岩肌と岬の松、透明度の高い海という感じで、隠れたビュースポットです。

鋸南町の中心である勝山保田、その中間にあって、大六漁港は規模も小さくガンガン開発するようなエリアと見做されなかったことが幸いしたと言えるかもしれません。
真珠島2.JPG
真珠島3.JPG
現在、真珠島へはコンクリート橋が架かっていますが、老朽化のためか現在は立ち入り禁止です。少し前には大六地区の祭の際に島に渡っていたという話も聞きましたが、その場面には遭遇していません。

ネットを調べると2005年までは普通に立ち入りできたとのことで、その頃だったら普通に来ていたのですが全く気付きませんでした。親に言わせると「あなたも小さい頃は橋を渡って散歩したのよ」とのことですが、全く記憶にありません。

真珠島にはかつての護岸の石垣が崩壊した状態になっており、もともと何に使っていたのだろうなあと疑問に思っていました。その答えを鋸南町史の改訂版に見つけたというのが今回の記事です。

鋸南町史にある勝山遊園地、以前紹介した大黒岩にあった遊園地で、鋸南町の名物町長だった平田未喜三氏が経営していた昭和28年頃、遊園地と共に整備されたのが真珠島だったようです。

このことになると、東京汽船も航路を開設するようになり、近くの亀ヶ崎(真珠島)には、アコヤ貝が養殖されて、真珠がつくられ、佐久間地区からかやぶきの家屋も移築され、十五夜茶屋が休憩所として利用するようになり・・・


ということで、真珠の養殖を行っていたとのこと。そうすると島の周りに残る廃墟は養殖場の成れの果てなのでしょう。他の観光地との競争に負けて勝山遊園地が無くなり、東京汽船も撤退する中でスポンサーがいなくなったのか、それとも養殖自体がうまくいかなかったのか。

しかし茅葺屋根の古民家を移築してお茶屋にするのはいいアイディアだと思いますし、景色も綺麗で、何より”島”という響きがワクワク感を醸し出します

鋸南町史改訂版には亀ヶ崎(真珠島)についてこのような記述もあります。

山頂には稲荷の小祠があり、眺望もよく、太公望が押しかける好適の釣り場としても知られる所です。

釣り人に開放するとか、BBQできるようにするとか、自然体験教室のようなものの舞台にするとか、活用方法はいろいろあると思うのです。島でキャンプできるようにするというのも面白いアイディアかもしれません。
真珠島4.png
ちなみに現在架かっているのはコンクリート橋ですが、昭和32年の写真として『安房の昭和』にはこのようなお洒落な橋が架かっていた様子が載っていました。

鋸南町の地域活性化に亀ヶ崎と真珠島というのは素晴らしい資源になるポテンシャルを秘めていると思います。最後に最近YouTubeにアップされた亀ヶ崎のドローン画像がありましたのでご覧ください。ものすごく綺麗で魅力的な場所に写っています。

鋸南町は現在、台風15号により町全体が大きな被害を受けています。
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ふるさと納税:令和元年台風15号 千葉県鋸南町




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