保田の地理

勝山佐久間の地理を紹介したので残るは保田だとおもって国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」をチェックしたのですが、保田全体を写した写真というのが意外に見つかりませんでした。

結局鋸南町全体を映した昭和36年国土地理院撮影の写真が一番分かり易そうだったので、こちらを使用します。

画像

そもそも鋸南町鋸山の南という意味で、北側には金谷の町があります。これは現在富津市の一部になっています。この地域の特徴ですが、金谷も険しい山に囲まれた僅かな平地にのみ町が形成されている様子が分かります。

さて保田の町ですが中心となっているのは江戸時代の名称で言う本郷村となります。ここには現在保田駅があります。保田の平地部分は元名・本郷・大帷子の3つに分かれている感じです。

そこから南に吉浜・大六まで、その先の竜島からは旧勝山町となります。中佐久間、上佐久間、奥山、大崩旧佐久間村です。


特徴的なのは保田から鴨川へ伸びる長狭街道で、保田の山奥に進むと街道沿いに小保田、市井原、横根の集落が順番に存在します。横根峠を超えると長狭街道鴨川市(一部は富津市)へと入ります。

平地の大きさは勝山の方が広いのと、山間部も佐久間方面の平地が開けているのに対して長狭街道沿いの集落は山が険しく迫った地形になっています。長狭街道から見ると小久保は北側、市井原は南側に向かって集落が広がっていますが、横根は本当に街道沿いのみのようです。

あと保田の町の中では大帷子の山奥に江月の集落があります。長狭街道から離れて孤立しているような地形ですが、実は鎌倉時代の長狭街道吉浜~江月~市井原というルートを通っていたらしく、竜島に上陸した源頼朝鴨川長狭氏を討ちに出陣した際に通ったという伝承が江月市井原には残っています。



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