千葉県のブルーシート展張事業の一例

家の外観1.JPG
先日、千葉県のブルーシート展張事業を利用して家の屋根にブルーシートが掛りました。そこで、我が家の被災状況を2回目ですが記事にしようと思います。

9月9日(月)に台風15号による強烈な風によって2階部分の屋根瓦が相当飛ばされてしまい、それが1階の屋根や家の周囲にばらばらと落下していました。戦前の古い瓦なので、無事な部分も浮き上がってガタガタになっている状態です。

吹き飛ばされた屋根からは浸水が発生して1階までびしょびしょになって床板まで水につかっていました。
台風15号展張後.JPG
そして4日後、地元の工務店さんがブルーシートを張ってくれました。いつもお願いしている工務店さんは依頼が殺到して身動きが取れない状態でしたが、たまたま伝手を辿ってお願いできるところがあったので幸運でした。

この後は浸水した畳を天日干しして、板の間や土壁も水を含んでいたところを、家の全開にしてひたすら風通しをしました。
台風19号被害3.JPG
そして迎えた台風19号、南房総地域は幸いにして更なる大被害とはなりませんでしたが、せっかく張ってもらったブルーシートは2階部分がまるごと吹き飛ばされてしまいました

ロープで固定していたブルーシートは金具だけがロープに残り、シートが破れた状態になってしまいました。1階のシートの付け根は板で釘打ちしてあったのが浮き上がっていたりして被災直後に逆戻り。

最初にブルーシートを掛けてくれた工務店さんは、その後屋根から転落して入院してしまったため、今度は当てがなくなってしまいました。ボランティアセンターにお願いしたのですが、当然ながら居住者優先で、週末だけ利用している我が家はいつになるか目処が全く立ちません
台風19号被害4.JPG
これ以降、雨が降るたびに2階の天井から室内に雨漏りが繰り返されて、天井にはカビが発生していました、2-3週間そのままになったので、雨漏り対策に試行錯誤を繰り返しました。
台風19号被害6.jpg
台風19号被害7.jpg
台風19号被害5.jpg
部屋中にブルーシートのプールを作り、雨漏りする場所には新聞紙とタオル、バケツ、洗面器を置いていくようにしました。

その後、新聞紙よりもペット用の防水シートの方が水を吸い取る効果が圧倒的に高いので、それを濡れる可能性の高い場所にばらまくようにしました。広がった雨水は雑巾よりも防水シートの方が楽に使えるのです。(その代りゴミが大量にでるので捨てるのが大変でした)

そしてバケツや洗面器の代わりに四角い発泡スチロールを並べると、漏れてくる雨水を確実に受け止めることが出来るという技を教えてもらってくるなど、雨漏り対策が進化していきました。
台風19号展張後.jpg
雨漏り対応を行いつつブルーシートをどうするかに頭を悩ませていたところ、千葉県がブルーシートを張る業者のマッチングをしてくれるという事業を始めたという情報をTwitterで流れてきたので、こちらに申し込みました。
https://chiba2019.sustina.me/

写真はこの事業によるマッチング後のものです。申し込みから1週間で神奈川の業者さんが見積もりにやってきました。この地区の他の家もまとめて現地調査をおこなったとのこと。そこから1週間後にブルーシートの展張が行われました

被災から1か月以上経過して、ブルーシート張りもノウハウが蓄積され、土嚢はUVカットの黒いものを使用する、長期間使用されることを前提にシルバーシートを使用する等がTwitterに流れていました。

それを見ていたのでシルバーシートを使えるか聞いてみましたが、工事の資材は業者さんの方で用意するのでダメだとのこと。ブルーシートは鋸南町として配布していたのですが、こちらを使用することもかないませんでした。そして写真の通り黒い土嚢も殆ど使用されませんでした(見えないところにいくつか使っていますが)

町で配布している資材を県の事業で使用できないというのも変な話で、そこはどうにかならなかったのかなというのが正直なところです。


作業は3人チームで、うちを含めて3軒を一気にブルーシートを展張したとのこと。うちの作業が始まったのは午後4時、日没が5時なので無理じゃないかという時間ですが、頑張って暗くなってからも作業を一生懸命やってくれました

とはいえ明らかに経験の浅いメンバーもいて、梯子を上るのも危なっかしい感じ。ブルーシートと屋根の間に隙間が見えていて、これだと風が吹いたら飛ばされてしまいます。隙間なくシートを張るというノウハウはかなり初期の段階でボランティアセンターのホワイトボードに書かれていたのを見ていたので、そうした現場のノウハウが県で決めた業者に展開されていないのも問題だと思います。

工賃は県で決めた8万円、価格が決まっていることと、わざわざ県外からやってくるということで、クオリティに目をつぶっても数をこなすという経営判断が動いたのかなと感じました。ブルーシートはあくまで応急処置なので、その後の保証はありません

完全に自由にさせると詐欺行為が横行してしまうし、県で価格統制を掛けると市場原理が働かずに品質が低下する。このバランスは難しい所です。

この制度を利用するかどうか迷っている方もいらっしゃるという話を聞いたので、あくまで1例ということで我が家の状況をご紹介しました。
鋸南町は現在、台風15号により町全体が大きな被害を受けています。
下記にて義捐金の受付を行っていますので、皆様のご支援をお願い致します!!

ふるさと納税:令和元年台風15号 千葉県鋸南町



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